無料冊子第7弾「出社がつらいと思ったとき――会社をどう休む、病院でなんて言う」を公開しました!
近年、若者を使いつぶす「ブラック企業」の問題が認知されるようになってきました。労働相談の窓口には、長時間労働やパワーハラスメントによって体調を崩した若者から、「会社を休みたいけれど休めない。どうしたら休めるのか」という相談さえ寄せられています。会社を休んで病院を受診することさえ、自分の健康を守ることさえ阻む「ブラック企業」の問題は、知られている以上に深刻だと言えます。
今回、こうした「どうしたら休めるのか」という素朴な疑問対する答えを、1冊のハンドブックにまとめました。体調の回復を優先するためにどのように会社を休み、病院を受診し、適切な労働相談窓口を頼れば良いかについてわかりやすく紹介しています。
本冊子はPDFこちらからダウンロードできます。
また、本冊子p19-21に掲載している「自己問診シート」はこちらからダウンロードできます。
※Internet Exploreでダウンロードすると、タイトルが文字化けすることがありますが、ダウンロードは可能です。
また、下記のサイト「slideshare」からも閲覧・ダウンロードしていただけます。
ぜひご利用ください!
推薦コメント
「行く勇気」よりも、「休む勇気」を持とう。
NPO法人自殺対策支援センターライフリンク 代表 清水康之
「勇気ある撤退」という言葉あります。裏を返せば、「撤退することには勇気がいる」ということでしょう。 仕事においても同じことが言えるように思います。例えば、働きすぎ(働かされすぎ)で身体の調子を崩してしまったとします。出社するのは体力的にはしんどいけれど、でも会社を休むと「あいつは弱いやつだ」とか「なんて無責任なやつだ」などと言われかねません。もちろんそうした「批判」は不当なものであり、まったく気にする必要はないのですが、でもそうした周囲からの「批判」や「評価」がどうしても気になってしまうという人は少なくないでしょう。「会社を休む」のは、とても勇気がいることなのです。 この冊子は、そうした勇気を持つための手助けをしてくれます。どうすれば周囲から「批判」されずに会社を休むことができるかを、極めて具体的に教えてくれます。「体調が悪いときに会社を休む」ことは労働者に与えられた、いや、人間らしい暮らしをするために誰しもに与えられた、私たち自身の権利です。その権利を行使するのに勇気が必要だなんてなんだかおかしな気もしますが、この冊子があれば心配いりません。安心して、当然の権利を行使できます。 それに、実は「自分の権利を行使する」ということは、「権利を行使できる社会づくり」に参加することにもなります。あなた自身のためだけでなく、あなたと同じ状況で苦しんでいる人のためにも、しっかりと権利を行使しましょう。そうやって、誰もが安心して権利を行使できる社会を、みんなでつくっていきましょう。まずは、この冊子を手に取ってみること。いま必要なのは、その勇気だけです。一歩ずつ、一歩ずつ。「休む勇気」を手に入れていきましょう。 |
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